
大垣徳洲会病院 院長 間瀬 隆弘
皆さん、こんにちは。大垣徳洲会病院、院長の間瀬隆弘です。
大垣徳洲会病院は徳洲会グループの病院です。徳洲会の哲学は、『命だけは平等だ』、『いつでも、どこでも、誰でもが最善の医療を受けられる社会を目指して』というものです。これは、現在名誉理事長である、創設者の徳田虎雄先生の幼少期の体験から生まれたものです。鹿児島県、奄美群島の徳之島で徳田先生が小学校3年生の時、3歳の弟が急病に倒れ、往診を頼むために夜道を駆けて村の医者を訪ねましたが、すぐには対応してもらえず、弟は残念ながら息を引き取ってしまいました。しかし当時はこれが当たり前の出来事でした。1973年徳田先生は大阪府松原市に年中無休24時間オープンの徳田病院を開設しました。これが徳洲会グループの始まりで2023年は丁度50年目に当たります。『生命を安心して預けられる病院、健康と生活を守る病院』を理念として、全国に75病院、31の診療所、40の老人介護施設、58の訪問看護ステーション、180の介護福祉事業所等を運営するグループに成長いたしました(2023年4月現在)。
大垣徳洲会病院は、2008年4月に開院いたしました。当院は、徳洲会グループの原点とも言える救急医療、一生のうちに二人に一人が診断され、男性では四人に一人、女性では六人に一人が死亡すると言われているがんに対する治療、また社会貢献としての災害医療や僻地医療にも積極的に取り組んでおります。未だ成長段階であり、まだまだ改善すべき点も多々ありますが、地域の皆様に少しでもお役に立てるよう努力しておりますので、是非ご利用いただき地域の皆様とともに発展して行きたいと思います。