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- 年齢区分
- 患者数
- 0~
- 0
- 10~
- 14
- 20~
- 38
- 30~
- 42
- 40~
- 122
- 年齢区分
- 患者数
- 50~
- 168
- 60~
- 349
- 70~
- 638
- 80~
- 589
- 90~
- 172
当院は、「紹介患者」や「救急搬送患者」を中心に幅広い年齢の患者様に質の高い医療を提供しています。
全体で見ると高齢化の影響で60歳以上の患者様の頻度が多く、全体の80%を占めております。
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病院情報
病院情報
当院は、「紹介患者」や「救急搬送患者」を中心に幅広い年齢の患者様に質の高い医療を提供しています。
全体で見ると高齢化の影響で60歳以上の患者様の頻度が多く、全体の80%を占めております。
■内科
内科では誤嚥性肺炎の患者様が最も多くなっております。
第2位も肺炎疾患となっております。
肺炎疾患で入院される患者様は高齢者が多く、長期入院になることも少なくありません。
■整形外科
第1位は胸椎、腰椎以下骨折損傷、第2位は股関節大腿近位骨折となっており、高齢化に伴う骨粗鬆症の影響で発症する傷病が多くなっております。
■脳神経外科
脳梗塞の患者様が最も多くなっております。
「JCS」とは意識障害の深度(意識レベル)分類であり、刺激に対する覚醒の有無や程度によって評価する方法です。「JCS10未満」と重症化が進行していない症例が多いことは、早期に入院治療を開始している結果です。
■眼科
眼科で最も多い症例は白内障手術となっております。「短期滞在手術基本料」の対象であるため、本集計の対象外となります。
■循環器内科
虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)に対する治療が1位、2位を占めています。
開胸手術ではなく治療ができるため、体への負担も少なく、入院期間が短くなっております。
また、症例数が3番目に多いのは心不全の治療となっております。
心不全の患者様の平均年齢は80歳を超え、後期高齢者の患者様が多いことが分かります。
■消化器内科
消化器内科で最も多い症例は、内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術となっておりますが、「短期滞在手術基本料」の対象であるため、本集計の対象外となります。
■乳腺甲状腺外科
乳房の悪性腫瘍が最も多い傷病となっております。
平均年齢は50代となっております。
平均在院日数は、全国平均より短いことが分かります。
■外科
胆嚢水腫、胆嚢炎等が最も多い傷病となっております。
平均在院日数は、全国平均より短いことが分かります。
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
StageⅠ | StageⅡ | StageⅢ | StageⅣ | 不明 | ||||
胃癌 | 8 | 2 | 9 | 2 | 17 | 4 | 1 | 7 |
大腸癌 | 5 | 5 | 11 | 6 | 8 | 7 | 1 | 7 |
乳癌 | 18 | 18 | 3 | 3 | 1 | 3 | 1 | 7 |
肺癌 | 0 | 0 | 1 | 1 | 8 | 0 | 1 | 7 |
肝癌 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 1 | 7 |
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
5大癌と呼ばれる胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌の患者様の数を初発のUICC病気分類別、および再発に分けて集計しています。
UICC病気分類とは、UICC(国際対がん連合)によって定められた、①原発巣の大きさと進展度、②所属リンパ節への移転状況、③遠隔移転の有無の3つのカテゴリーによって各がんをⅠ期(早期)からⅣ期(末期)の4病気(Stage)に分類するものです。
当院では、乳癌についてはⅠ期・Ⅱ期の割合が非常に多いことがわかります。
大腸癌については、Ⅲ期の割合が多いことがわかります。
患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | |
---|---|---|---|
重症度 0 | 4 | 6.75 | 49.75 |
重症度 1 | 12 | 27.75 | 79.42 |
重症度 2 | 9 | 218.56 | 81.44 |
重症度 3 | 4 | 83.75 | 85.75 |
重症度 4 | 2 | 64.5 | 85 |
重症度 5 | 1 | 13 | 90 |
不明 | 0 | 0 | 0 |
成人の市中肺炎の患者様の数を重症度別に集計しています。
患者数が最も多いのは重症度1~2の患者様となっております。
平均年齢を見てみますと、重症度2以上では80歳以上と高齢になっており、成人市中肺炎は高齢になるほど重症になることがわかります。
ICD10 | 傷病名 | 発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|---|---|
G45$ | 一過性脳虚血発作及び関連症候群 | 3日以内 | 13 | 3.85 | 69.46 | 0 |
その他 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||
G46$ | 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 | 3日以内 | 0 | 0 | 0 | 0 |
その他 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||
I63$ | 脳梗塞 | 3日以内 | 105 | 46.25 | 74.55 | 4.92 |
その他 | 17 | 25.12 | 73.47 | 0 | ||
I65$ | 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの | 3日以内 | 2 | 10 | 77 | 0 |
その他 | 11 | 5.45 | 69.45 | 0 | ||
I66$ | 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの | 3日以内 | 0 | 0 | 0 | 0 |
その他 | 3 | 42 | 73.67 | 0 | ||
I675 | もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> | 3日以内 | 0 | 0 | 0 | 0 |
その他 | 2 | 7 | 58 | 0 | ||
I679 | 脳血管疾患,詳細不明 | 3日以内 | 0 | 0 | 0 | 0 |
その他 | 0 | 0 | 0 | 0 |
脳梗塞の患者様について病型別に集計しています。
脳梗塞入院は、発症して早期に入院される患者様が多く、発症3日以内の急性期脳梗塞が全体の78%と高率になっております。
迅速に治療を開始することで早期離床に繋がり、早期にリハビリテーションを開始することが出来ます。このスムーズな移行は、発症後のADL(日常生活動作)障害を軽減することに繋がっています。
■消化器内科
大腸ポリープや大腸腫瘍に対する内視鏡的ポリープ・粘膜切除術を最も多く行なっております。
ポリペクトミー(ポリープ切除)目的の短期入院です。
■外科
鼡径ヘルニア手術を最も多く行っています。2番目は腹腔鏡下胆のう摘出術になっております。
■整形外科
大腿骨骨折観血的手術が最多で、こちらの手術は骨折部位の骨接合を行う手術となっております。
■脳神経外科
最も多い手術は慢性硬膜下血腫に対する穿孔洗浄術です。
慢性硬膜下血腫とは、頭部外傷後慢性期(通常1~2ヶ月後)に頭部の頭蓋骨の下にある脳を覆っている硬膜と脳との隙間に血(血腫)が貯まる病気です。
■眼科
白内障に対する水晶体再建術が手術の大半を占めています。
■循環器内科
虚血性心疾患(心筋梗塞や狭心症など)に対する経皮的冠動脈ステント留置術といった心臓カテーテル治療の症例数が多くなっております。心臓カテーテル治療とは、腕や足の血管から心臓まで管を通して病変を治療する方法です。
■乳腺甲状腺外科
乳腺悪性腫瘍手術が手術の大半を占めています。
年齢層は50代が多いことが分かります。
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | 2 | 0.09 |
異なる | 6 | 0.28 | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 6 | 0.28 |
異なる | 5 | 0.24 | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | 1 | 0.05 |
異なる | 2 | 0.09 | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 6 | 0.28 |
異なる | 1 | 0.05 |
厚生労働省による平成26年度の全国DPC対象病院データ集計では、全症例に対する割合は播種性血管内凝固が0.17%、敗血症は0.56%でした。
全国値と当院の数値を比較しますと、播種性血管内凝固が0.37%と0.2%高く、敗血症は0.52%と0.04%低い数値となっております。