医療法人徳洲会 大垣徳洲会病院

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診療科・部門案内

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関節疾患・人工関節センター

概要

2020年4月に大垣市では最初となる関節疾患・人工関節センターを開設することになりました。当センターでは様々な関節疾患で困られている患者様 に関節治療の専門家が患者様一人一人に最も適した最先端の医療を提供します。 多くの関節疾患は外傷や加齢などが原因で発症して徐々に進行し、最終的には関節痛や関節機能の低下により日常生活に支障を来たします。 その支障の内容や程度は患者様一人一人で異なるため関節疾患を治療する上で最も大切なことは、現在の症状だけでなく今後の生活を踏まえた上で その患者様にとって最適な治療法や手術方法を受けることです。当センターでは経験豊富で確かな技術を持つ関節専門医が対応いたしますので、関節 疾患でお悩みの方は遠慮なくご相談ください。

関節疾患・人工関節センター長 小川寛恭

代表手術の概要

膝関節

人工膝関節全置換術
薬や注射などの保存的治療が効かなくなった変形性膝関節症が対象です。痛みは10分の1程度になり、痛みのために日常生活で困ることはほとんど無くなります。手術時間はナビゲーションシステムを使用した正確な手術で1時間〜1時間半程度、入院期間は手術とリハビリを含めて3−4週間、一人で日常生活が送れる状態での退院となります。
人工膝関節部分置換術
基本的には人工膝関節全置換術と同じですが、膝関節の部分的な変形性膝関節症が対象です。最小侵襲手術法(MIS)を用いて膝関節の一部のみを小さなインプラントで置換するため全置換術と比較して体への負担も小さく、手術時間は1時間程度です。入院期間は3週間前後で、一人で日常生活が送れる状態での退院となります。
膝周囲骨切り術(関節温存手術)
変形性関節症に対する手術で、O脚などの変形した下肢のバランスを矯正し、残っている関節軟骨で体重を支えることで疼痛を改善し変形性関節症の進行を抑制します。比較的早期の変形性膝関節症や部分的な変形性関節症が対象で、特に70歳以下で活動性が高い方、スポーツ活動の希望がある方、人工関節に抵抗のある方がよい適応です。手術時間は1時間程度、入院期間は3−4週間で、一人で日常生活が送れる状態で退院となります。3ヶ月前後で重労働やスポーツ活動が出来るようになります。
半月板縫合術
半月板は膝の重要なクッションであるため、半月板損傷は原則的に縫合して温存し出来る限り膝が長持ちするようにします。手術時間は30分〜1時間程度で、術後2ヶ月前後で痛みは10分の1程度になります。入院期間は7−10日間で、杖なしで安定した歩行での退院となります。重労働やスポーツ活動は術後3ヶ月間程度控えていただきます。
自家培養軟骨移植術(軟骨再生医療)
外傷や離断性骨軟骨炎などによる広範囲軟骨損傷はこれまで有効な治療法がありませんでしたが、現在は再生医療である自家培養軟骨移植術で治療可能です。保険診療範囲内で行う軟骨再生治療法で極めて安定した高い治療効果が期待できます。始めに小さな関節鏡手術でご自身の軟骨組織を少量採取し、それを専門機関で培養・増幅した後、4週間後に移植術を行います。移植術の際の入院機関は約1ヶ月間で、術後6週前後で通常の日常生活に戻ります。
前十字靭帯再建術
学生などの若年者が受傷することが多く、放置すると高率に半月板損傷や軟骨損傷を併発し、将来的には変形性膝関節症に進行する可能性が高い外傷です。スポーツ復帰を希望される場合や日常生活で自覚症状のある場合には、症状改善と将来的な変形性関節症への進行予防のために前十字靭帯再建術をお勧めします。手術時間は1時間程度で、2週間の入院となります。前十字靭帯損傷の治療では手術と同様に術後のリハビリが極めて重要で、当院では独自のリハビリプログラムを作成し良好な治療成績を得ています。当センターは岐阜県下の複数の整形外科病院・クリニックと連携してリハビリを行っていますので、遠方からお越しの方は手術を当院で受けていただいた後に出来るだけ近くの連携病院・クリニックでリハビリを行うことができるためリハビリ通院の負担が軽減されます。2週間の入院中のリハビリで安定した杖なし歩行で退院し、術後2ヶ月間程度で日常生活はスムーズに送れるようになり、術後4ヶ月目からジョギングや競技トレーニングを開始します。スポーツでの試合復帰は術後8ヶ月程度を目標とします。規定のリハビリプログラム及び筋力や下肢のバランス評価を定期的に行い、個人個人に適したリハビリによる早期スポーツ復帰及び再発予防に重点を置いています。

股関節

人工股関節置換術
症状が強い変形性股関節症に行う手術で、骨頭を切除し臼蓋を掘削した後にインプラントを設置します。除痛効果に優れ、早期機能回復が可能で、術後2日目から全荷重での歩行訓練を開始し術後3週間程で杖歩行にて退院が可能です.手術前のコンピューターシミュレーションによる術前プランニングを行い正確な手術を行い、手術手技の進歩・インプラントのデザイン・材質の改良により20〜30年の長期成績が期待できます。また、通常でも10−12cmほどの皮膚切開で手術を行っていますが、関節変形の程度に応じて筋肉・腱を切離しない最小侵襲手術(MIS)も行っています。
人工股関節再置換術
人工関節を長期間使用すると、インプラントと骨の結合の緩みやインプラントの移動が起こります。また、ポリエチレン(プラスチック部分)の摩耗粉により骨溶解が発生することがあります。このような場合に人工関節の入れ替え手術(再置換術)が必要になります。再置換術では、大きな骨の欠損が生じていることが多く、インプラントをしっかりと固定するためには骨の再建が必要です。当科では、同種骨移植(殺菌処理行いボーンバンクに冷凍保存)や金属補強器具を用いて骨量を回復させ、Impaction Bone Grafting法など様々な技術・インプラントを駆使して手術を行っており,初回人工股関節と変わらない良好な成績を得ています。

肩関節

変形した肩関節による痛みをとり、動きをよくするための人工関節として解剖学的とリバース型の人工肩関節があります。肩には関節を安定化させるために腱板がありますが、これが残っていて変形している肩関節は主に解剖学的な人工肩関節置換術を行います。腱板が切れてしまって修復できない、肩が挙げれない場合は主にリバース型人工肩関節置換術を行います。リバース型は日本では2014年から使用が許可された新しい手術方法です。手術には適応基準がありますので、外来でご相談ください。

人工肩関節全置換術
リバース型人工肩全置換術

担当医のご紹介

小川 寛恭
  • 膝関節担当
    関節疾患・人工関節センター長
  • 小川 寛恭(オガワ ヒロヤス)
役職 膝関節担当
関節疾患・人工関節センター長
履歴 2011年-2013年 米国ハーバード大学 留学
専門分野 変形性膝関節症(人工膝関節置換術、膝周囲骨切り術)、前十字靭帯損傷(前十字靭帯再建術)、半月板損傷(半月板縫合術)、軟骨損傷(自家培養軟骨移植術、自家骨軟骨柱移植術)
資格・専門医 日本整形外科学会専門医
日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会評議員
日本オステオトミーフォーラム世話人
  • 股関節担当
    岐阜大学整形外科教授、非常勤
  • 秋山 治彦(アキヤマ ハルヒコ)
役職 股関節担当
岐阜大学整形外科教授、非常勤
  • 肩関節担当
    岐阜大学整形外科臨床講師、非常勤
  • 寺林 伸夫(テラバヤシ ノブオ)
役職 肩関節担当
岐阜大学整形外科臨床講師、非常勤
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